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フィリップ・ベル;ボワット ローズ

フィリップ・ベル(Philippe BEL)は、2004年にM.O.F.ショコラティエ取得し、2006年に独立して店舗を構えました。カカオ豆からチョコレートを作るのみならず、今ではガナッシュ、プラリネ、パートダマンドなど全アイテムを自家製にしている生粋のアルチザン。サロン・デュ・ショコラ東京では常連中の常連です。

サロン・デュ・ショコラの通販でボワット ローズを買いました。バラの箱という意味です。パッケージは、ブランドカラーのグレイッシュなブラウンを基調にしたスリーブ型。

フィリップ・ベルのパッケージはブランドカラーがとても堅実です。たくさん積み上げても上品だし、たとえ数々のブランドにまみれても、フィリップ・ベルの商品だけは決して紛れない点が素晴らしい。

中には5種類のボンボンショコラが入っています。左から、ティミュットペッパー、ゼラニウム、カラマンシー、パンデピス、スミレの5種類。個々のデザインに統一感があって上品です。商品説明によると「大好きなバラに合う素材を徹底追及。すみれ、パンデピス、カラマンシーなど。バラのジュレとのマリアージュで生まれる新世界。すべて2層構造」とのこと。

大きめのボンボンショコラがうれしいですね。計ってみたら約110gでした。

ティミュットペッパーです。

コーティングはビターチョコレート、センターは2層になっていて、上層にティミュットペッパーのガナッシュ、下層にバラのジュレが入っています。ローズの香るゼリーが透明感を、ティミュットペッパーがライムを思わせる清涼感をもたらし、上質なチョコレートが全体の味を整えます。わずかに辛みがあり舌をヒリヒリとさせ、その間にもローズが長く香ります。美しい味にうっとりして、時間を忘れそう。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:美しい味にうっとり

ゼラニウムです。

コーティングはビターチョコレート、センターは2層になっていて、上層にゼラニウムのマジパン、下層にバラのジュレが入っています。ゼラニウムの緑色の香りにローズの華やかさが見事に調和し、アーモンドの清涼感がそれをどこまでも広げます。素晴らしい香りに言葉を失います。しばし目をつぶって豊かな香りに身を委ねましょう。余韻に杏仁の香りが長く残ります。来年も買えるといいなあ。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:甘い香りに包まれて

カラマンシーです。

コーティングはビターチョコレート、センターは2層になっていて、上層にカラマンシーのガナッシュ、下層にバラのジュレが入っています。上質なチョコレートの香りの中から、カラマンシーの酸味とローズの華やかな香り。ゼリーの食感がカラマンシーの香りと合わさってよりジューシーな感覚をもたらします。全ての香りが上品に整い、共鳴し合うのが心地よい。余韻にカラマンシーの僅かな苦味と清涼感が漂います。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:みずみずしさ

パンデピスです。

コーティングはビターチョコレート、センターは2層になっていて、上層にパンデピス風味のガナッシュ、下層にバラのジュレが入っています。チョコレートの香りの中からシナモンやクローブ、生姜といったパンデピスに使われるスパイスの香りが次々に顔を出し、その後を引き継いでローズの香りが広がります。次々と変わっていく香りがとにかく全部おいしいから、味わう時には集中してね。最後まで華やかさを保つシナモンとローズが、余韻を形作ります。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:味がくるくると変わります

スミレです。

コーティングはビターチョコレート、センターは2層になっていて、上層にスミレのガナッシュ、下層にローズ風味のジュレが入っています。上質なチョコレートの香りの中からスミレの香りが鼻をくすぐり、次いでみずみずしさを伴ってローズの芳香が広がります。花束を食べてしまったかのような気分。余韻にスミレの香りが残ります。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:花いっぱいのチョコレート

お値段は3,456円
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:香水チョコレート
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製品名:ボワット ローズ
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:砂糖、ブドウ糖、カカオマス、生クリーム、バター、ココアバター、アーモンド、転化糖、全粉乳、カラマンシー、ジャスミン花弁、バニラビーンズ、シナモン、クローブ、ナツメグ、生姜、洋ナシ/ゲル化剤(ペクチン:リンゴ由来)、甘味料(D-ソルビトール)、乳化剤(大豆由来)、酸味料、安定剤(カラギーナン)、香料、(一部に小麦・乳成分を含む)
内容量:5個
原産国:フランス
輸入者:(株)センチュリートレーディングカンパニー
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サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1

2017年、サロン・デュ・ショコラ東京は15周年を迎えました。それを記念して会場ではセレクションボックスが発売されました。ショコラな人々(LES GENS DU CHOCOLAT)です。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1

中には世界のトップショコラティエたちの似顔絵をプリントした新作や自信作15粒が入っています。各ショコラティエが「コレが私だ!!」と言えるマイNo.1ショコラを集めたスペシャルBOXです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
量が多いので3記事に分けて5個ずつ紹介したいと思います。

今回は、レ ジャン デュ ショコラ〈ジャン=ポール・エヴァン〉、ベトナム〈フィリップ・ベル〉、15th anniversaire〈クリスティーヌ・フェルベール〉、ユズ・バジリック〈アンリ・ルルー〉、イヴレス〈フランク・ケストナー〉です。

レ ジャン デュ ショコラ〈ジャン=ポール・エヴァン〉です。商品説明によると「ヘーゼルナッツ風味のショコラ レのガナッシュと柚子のコンポートを2層にしてショコラ ノワールでコーティング」したものだそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
柚子の酸味がとても爽やかに先行し、ヘーゼルナッツのまろやかな苦味が添えられ、続いて、上質なビターチョコレートの酸味と苦味が立ち上がります。
このアソートの最初の一個なので、やや緊張して食べてしまいました。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:柚子の酸味が鮮やかです

ベトナム〈フィリップ・ベル〉です。商品説明によると「昨今ベルさんが凝っているというベトナム産のカカオを使ったガナッシュナチュール。プレーンでとってもストレート」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
大きなボンボンショコラです。上質な苦味、酸味も穏やか。フルーティーな香り。生クリームの香りに包まれて食べやすくまとまっています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
その他:他のと比べて一回り大きい

15th anniversaire〈クリスティーヌ・フェルベール〉です。商品説明によると「キルシュを効かせたグリオットのコンフィとマンジャリガナッシュを合わせてノワールで包みました。新作」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
グリオットの香りのつまったガナッシュは実に華やかな雰囲気。ビターチョコレートの硬質な苦味がそのコントラストで強調するように、包み込みます。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:とてもフルーティーな一品

ユズ・バジリック〈アンリ・ルルー〉です。商品説明によると「バジルの青い苦みと香り、ユズの酸味が楽しめるインパクトガナッシュ。アンリ・ルルーのショコラの中で一番薄い6ミリに仕上げてい」るそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
板のように薄く作られたボンボンショコラ。柚子の酸味は幾分抑え目で、その分、バジルの青さとチョコレートの苦味と酸味がクリアに感じられます。滑らかな口当たり。最初に食べたレ ジャン デュ ショコラ〈ジャン=ポール・エヴァン〉がフルーツとしての柚子の使い方とすると、こちらは薬味的な使い方。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:今期三個のユズ・バジリック

イヴレス〈フランク・ケストナー〉です。商品説明によると「バナナのパートドフリュイと、個性的なグァテマラ産カカオのクーベルチュールで作ったガナッシュを2層。とってもバナナ!」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
完熟したバナナの芳香がとても華やか。ジュレのとろりと舌にからみつく食感が舌の上で溶けたチョコレートと馴染みがよく、チョコレートとバナナの香りがほぼ同時に立ち上がるのが素晴らしい。この辺ケストナー氏の、まさに魔術師的なセンスを感じます。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:「とってもバナナ」と言いたくなりますね。

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お値段は9,180円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
値段:☆☆
その他:食べるのに緊張します
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製品名:LES GENS DU CHOCOLAT ショコラな人々
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳、バニラビーンズ、生クリーム、バター、転化糖、ぶどう糖、アーモンド、ヘーゼルナッツ、フルーツピューレ(バナナ、洋梨、グリオットチェリー、ゆず、砂糖)、牛乳、脱脂粉乳、セイヨウイラクサ、レモン果汁、マンダリンオレンジ果汁、オリーブ油、米、スピリッツ、ブランデー、セシュアンペッパー、食塩、とうもろこし、小麦粉、大豆麦芽エキス、こぶみかんの葉、ナツメグ、水あめ、ゆずパウダー、バジル、金木犀、寒天、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、香料、ゲル化剤(ペクチン、りんご由来)、酸味料、酸化防止剤(アスコルビン酸)、増粘剤(キサンタン)、安定剤(カラギーナン)、着色料(酸化チタン、赤40、青2、赤102、黄4)、(原材料の一部に卵を含む)
内容量:15個
原産国:フランス、日本
販売者:(株)センチュリートレーディングカンパニー
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サロン・デュ・ショコラ2017 フィリップ・ベル氏 デモンストレーション

サロン・デュ・ショコラ2017で開催されたフィリップ・ベル氏のデモンストレーションに参加しました。

フィリップ・ベル(Philippe BEL)は2004年にM.O.F.を取得。大手チョコレートメーカーでコンサルタントとして活躍した後、2006年に自身のお店をオープン。リヨンのブティックに加えてラボも開設しました。
サロン・デュ・ショコラ2017 フィリップ・ベル氏 デモンストレーション
この日は、パータタルティネショコラ(PATE A TARTINER)つまり、チョコレートのスプレッドペーストの実演でした。

パータタルティネは水あめ、転化糖、生クリーム、ソルビトールを加熱したものにクーベルチュールを加えて、110度まで温度を上げて混ぜ合わせます。温度調整が肝だそうで、焦がさないように丁寧に混ぜて完成です。
サロン・デュ・ショコラ2017 フィリップ・ベル氏 デモンストレーション
ナッティでキャラメルの味が効いています。酸味は控えめで暖かい味。質感にこだわりをもって作っているだけあって、その滑らかさは最高。今回はブリオッシュと頂きましたが、バナナやアイスクリームもお勧めとのことでした。

フィリップ・ベル氏は、とにかく人当たりのよい方です。今回も喋る喋る。通訳の矢野さんが大変そうな様子も微笑ましくてこちらまで温かい気持ちになります。感謝の言葉にしても、商品に込める思いについても、できるかぎり丁寧に言葉で伝えようとしていて、今回もとても実直な方だなという印象を受けました。

伊勢丹;セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ その3

サロン・ドゥ・ショコラでセレクションボックスを買いました。テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ(TERRES DE CACAO / CRUS DE CHOCOLAT)です。

ショコラティエにもふたつの顔があります。アーティストとしての顔と職人としての顔。それと同じように、ひとつのカカオもボンボンショコラと、タブレットになったとき、ふたつの顔があります。彼らとカカオの二面性を知ることのできる貴重なひと箱です。

中には6種類のボンボンショコラと6種類のタブレットが入っています。それぞれが対になっている仕組みで、左端一列目上段のボンボンショコラと左から三列目の上段がオリヴィエ・ヴィダルのクリオロ、一列目中段と三列目中段がジャン=ポール・エヴァンのアイティ、一列目下段と三列目下段がクリスチャン・カンプリニのタンザニア、二列目上段と四列目上段がフレデリック・アヴェッカーのベトナム、二列目中段と四列目中段がジャン=シャルル・ロシューのマダガスカル、二列目下段と四列目下段がフィリップ・ベルのヴェップ(VEP)です。
伊勢丹;セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ

クロオロ、アイティタンザニア、ベトナムに引き続き、マダガスカルとヴェップ(VEP)を紹介します。

マダガスカルはジャン=シャルル・ロシューの商品です。
ジャン=シャルル・ロシュー(JEAN-CHARLES ROCHOUX)氏は「ギーサヴォア」「ミッシェル・ショーダン」などの有名レストランでの経験を経て2004年に独立。パリ・サンジェルマンにお店を構えています。チョコレートを専用カルーセル(削り器)で薄く削って食べるチョコレートが大人気です。

マダガスカルのボンボンショコラは細長い形。八つの点で円が描かれています。商品説明によると「攻撃的ではなく、フローラルでまろやかな口当りが好みのロシュー氏。まろやかなバニラの香りとスパイシーな余韻が感じられ」るそうです。
セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ マダガスカル
実にフローラルな香り。キャラメルのようなまろやかさとマンゴーのような華やかで甘酸っぱいフルーツの香り。ガナッシュが溶けた後、口の中にコーティングのチョコレートが僅かに残り、余韻を長く楽しむことができます。

マダガスカルのタブレットは細長い形。表面にブランド名が描かれています。商品説明によると「ピュアなオリジンカカオ。フローラルでやさしい口当り。酸が弱くスパイシーな感じ」だそうです。
セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ マダガスカル
他のと比べて厚みがあり、鈍い音で割れます。フローラルな香りで酸味が穏やか。口当たりが優しくすっきりとした苦味です。癖が強くないので、いろんなものと組み合わせやすそう。

ヴェップ(VEP)はフィリップ・ベルの製品です。
フィリップ・ベル(Philippe BEL)氏は2004年にM.O.F.を取得。2006年に独立してリヨンとその郊外に店舗を構えました。2013年にはラボを新設しています。2012年にはC.C.C.で他13人のシェフと共に金賞を受賞されています。製品作りにはカカオ豆をから手を入れています。

ヴェップ(VEP)のボンボンショコラは長方形。八つの点で円が描かれています。商品説明によると「酸味よりも苦味のあるカカオを好むベル氏。独特のブランドで配合されたガナッシュはまろやかにカカオを感じられ」るそうです。セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ ヴェップ(VEP)
他のと比べてやや大きめなのがうれしい。コーティングは薄め。チーズのような香りが鼻に立ち昇ってきます。ガナッシュが口の中を満たすとキャラメルのような香り、まろやかで全てを大きく包み込むようなミルクの味。酸味は後半に軽く感じられる程度です。最後すっきりとした苦味を長く楽しめます。

ヴェップ(VEP)のタブレットは正方形のキャレ。角度を変えて斜めにラインが入っています。商品説明によると「VEPとはヴェネズエラのV、エクアドルのE、ペルーのPの頭文字。中南米のカカオのブレンドの素敵なハーモニー」だそうです。
セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ ヴェップ(VEP)
香りはさほど強くありませんが男性的。タバコの葉、バナナ、ナッツの香りがします。深い苦味。酸味は穏やかですが、最後に舌にピリっと刺激があります。落ち着いた味です。

お値段は6480円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:比較しながら食べるのって楽しい
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製品名:セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、生クリーム、バター、転化糖、バニラビーンズ、ショ糖、ぶどう糖、食塩、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)
内容量:12個
原産国:フランス
販売元:(株)センチュリートレーディングカンパニーKC
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