カルーアリキュール入りチョコレート、テキーラ入りチョコレートに引き続き、メキシコの大手チョコレートメーカー、チューリン（Chocolates Turin）のジャックダニエルウイスキー入りチョコレート（Chocolates con Jack Daniel’s; Jack Daniel’s Filled Chocolates）です。
ジャックダニエル（Jack Daniel’s）はアメリカの有名な酒造メーカーで、お酒を飲まない私でもこれが有名なウイスキーのブランドであるってことは知っています。
アメリカのウイスキーはトウモロコシを原料にするところが特徴らしく、産地の違いでバーボンウイスキー（ケンタッキー州バーボン郡）とテネシーウイスキー（テネシー州）に分けられます。そのテネシーウイスキーの代表的銘柄が、ジャックダニエルです。
ジャックダニエル ブラック
蒸溜したウイスキーを木桶に詰めた楓の炭で、一滴、一滴チャコールメロウイングするのが、創業者ジャックダニエル以来のテネシー製法。この手間も時間もかかる製法により、熟成後ひときわ滑らかでメロウな風味が得られます。ジャックダニエルブラックは、「テネシーウイスキー」としてバーボンとは別格にランクされる、アメリカを代表するプレミアムウイスキーです。
ジャックダニエルのホームページに興味深い話がありました。
時間のかかる濾過にしても、樽の中で熟成させるにしてもカレンダー通りではなく、全て蒸溜所のテイスターがOKを出したときに初めて出荷が許されるそうです。工場的な生産ではできない、人間の「勘」で作られる最も精密な製造が世界のトップブランドを維持しているのでしょう。
お酒の説明ばっかりしてしまいましたが、その伝統的な製法のウイスキーを詰めたチョコレートが、こちら。ウイスキーのブラックラベルと同様に黒い包み紙です。やや赤味がかった金色の縁取りがウイスキーの琥珀色を思わせて高級感がある包装です。
コーティングは先に紹介したカルアミルク入りやテキーラ入りのものと同じで、ナッツ感の強いカカオを使い、杏仁の香りがあるチョコレートです。コーティングに厚みがあるので、口の中で十分体温に馴染ませてから食べましょう。ここまでは、前の二つと何も変わりません。
中には琥珀色をしたやや粘り気のあるウイスキーシロップが入っています。ウイスキーがまろやかな分だけ、チョコレートともうまく馴染んでいますが、テキーラと違い余韻が少ないのが気になります。
下戸の感想としては、変なお酒の臭いが抑えられているので、子供でも食べやすい洋酒入りのチョコレートだと思います。今までお酒入りのチョコレートが苦手だった人も、これならイケそう。
お値段は420円。
総合点：☆☆☆
外観：☆☆☆☆
苦味：☆☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆
値段：☆☆
その他：下戸が嫌がる、変なお酒の臭いがありません
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製品名：ジャックダニエルウイスキー入りチョコレート 6P
種類別名称：チョコレート
原材料：砂糖、カカオマス、ブドウ糖、ウイスキー、ココアバター、増粘剤（アラビアガム）、インベルターゼ、乳化剤（大豆由来）、香料
内容量：60g
原産国：メキシコ
輸入者：（株）シーエフシージャパン
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