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I.C.A. インターナショナル・チョコレート・アワード

インターナショナル・チョコレート・アワード(International chocolate Awards)はイギリスのチョコレートの祭典チョコレートウィークとイギリスのチョコレート専門のウェブサイト70%が中心となって、2012年に発足した国際的な高品質なチョコレートの品評会です。
I.C.A. インターナショナル・チョコレート・アワード

現在イギリス、イタリア、アメリカ、ドイツ、スカンジナビア、ベルギー他、10カ国で評価会が開かれ、各地域の受賞者はロンドンで開かれる世界大会に進み審査を受けます。エントリーは出品作に限りますが、世界的に展開しているメーカーだけでなく小規模な生産のメーカーにも門戸が広く開かれています。

C.C.C.がアマチュアのチョコレート愛好家のクラブであるのと対照的に、こちらは専門の知識を持った主要メンバーによって審査されています。

カテゴリーは商品タイプ別に、板チョコレート、ボンボンショコラ、スプレッド(ペースト)、ドリンクと大きく四つに分かれています。審査ルール審査方法審査員も全て公開されています。

2014年の世界大会において注目された受賞者(Featured winners)

C.C.C. クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(C.C.C.:Club des Croqueurs de Chocolat)とは

クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(C.C.C.:Club des Croqueurs de Chocolat)はフランスのチョコレート愛好家のクラブです。日本語ではよくチョコレートをかじる人たちのクラブと訳されています。最近はフランス語の略セーセーセーで通じるようになってきました。
Club des Croqueurs de Chocolat
1981年に発足したチョコレート愛好家の集まりです。クラブの会員は150人に制限されていて、食の愛好家や評論家、各界の著名人等が含まれ、定期的に試食会が行われています。この試食会はC.C.C.ガイドブック掲載の賞の審査とは別に行われるものです。

C.C.C.ガイドブックに掲載される各賞の審査対象は応募作品に限定されます。ですから、誰からも最高級のショコラティエとして知られているブランドであっても応募していなければ受賞することはありません。それでも、フランスのショコラティエの評価を知りたい時にはとても参考になります。受賞結果は、パリで開催されるサロン・デュ・ショコラで発表されます。

C.C.C.の賞は色々ありますが、中でも「欠かすことのできないショコラティエ」のリストに名前が載るのは、ショコラティエとして名誉なことだと思います。毎年、超一流の方々がずらりと並びます。

2015年版の欠かすことのできないショコラティエ(LES INCONTOURNABLES DU CHOCOLAT 2015)のリストは以下のとおりです(順不同)。

チョコレートと中国茶 祁門(キーマン)

チョコレートにあう中国茶の3回目は、中国茶の中でも飲みやすいキームンです。ダージリン、ウバと並ぶ世界三大銘茶の一つです。「キームン」「キーモン」とも呼ばれます。
一般的には聞き慣れない名前かもしれませんが、いわば普通に出回る紅茶のことで、例えばトワイニング社はキーマン茶を主体にしたブレンド茶をプリンス・オブ・ウェールズとして販売しています。

こちらは上海の茶香園で求めたものです。
キーマン
所々に茶色のものが混ざっていますが、これはゴールデンチップスと呼ばれる新芽。フレッシュな状態では白い産毛がついていて醗酵した後も他の茶葉と異なり色が薄くて茶色に見えるのです。ゴールデンチップスが混ざっているのが最高茶葉の証です。ちなみにトワイニングの商品名でも見かけるオレンジ・ペコというのは新芽の下の葉、つまり上から2番目の葉のことです。

キーマンは「中国茶のブルゴーニュ酒」という別名を持つように、渋みが抑えられたあっさりとした味が特長です。これは苦み成分のタンニンが、他の紅茶葉と比べて少ないからです。カフェインも少ないので、イブニング ティーにも向いているといいます。一般に紅茶は茶葉を摘み取った後、天日で乾燥させて積み上げて醗酵を促しますが、キーマンは炭火で乾燥させるという贅沢な工程を経ています。そのため粗悪品だとスモーキーなものがあります。

まあ単なる紅茶ですから、チョコレートに合うのも納得できるかと思います。お茶自体に甘味があるので、お湯を継ぎ足すごとに香りが弱まり甘味が増します。柔らかい新芽で作られたキーマンはさっぱりとしているのでどんなお料理にも合うし、ブレンドティーのベースには最適です。うちでは緑茶よりもこちらを楽しむことが多いくらいです。
もちろん、今日のクリスマスケーキもこのお茶でいただきます。

表示価格より10%オフ★ストレートティー★甘みと渋みの絶妙なバランス!キーマンティー(100g)

チョコレートと中国茶 正山小種(ラプサンスーチョン)

チョコレートと中国茶、2回目のお茶は正山小種(ラプサンスーチョン)です。
正山小種(ラプサンスーチョン)
中国茶を語る上で避けて通れないお茶だそうですが、パックを開けたそばから嫌な予感がしましたよ。この香りの強さから慮るに、普段入れる茶葉の半分で十分とみましたが、それでも強烈な香りです。
しかも、ものすごく嫌な匂い。
まちかいない。
これは正露丸だ。歯医者さんの匂いだ。

お茶にしてみて印象が変わるかと思えば、さらに正露丸臭が強くなりました。もう少し薄めに淹れなおします。
正山小種(ラプサンスーチョン)

トップノートがとにかく煙たいので、甘いものにはまず合うとは思えませんが、燻製を作るようなものとは合いそうです。スモーキーなものと言えば、当然チーズや鮭との相性は抜群でしょうね。ハムもおいしいかも。

私みたいなラプサンスーチョン初心者は、二杯目の香りが少し落ち着いたくらいからをビターなチョコレートやカカオブリュとあわせるのが良さそうです。二杯目はお茶から甘味が感じられるようになりました。お茶を口に含んで、香りの中にある舌が痺れるような冷感を探りながらチョコレートを一齧りしましょう。すると、あの癖の強いお茶の香りが一気にまろやかになりました。チョコレートの甘味が消えた後にお茶の甘味が続き、チョコレートとお茶が一体となった味を楽しむことができます。

コツは薄めに淹れることと、なるべく甘くないチョコレートを選ぶことのようです。ブレンドティーもお勧めで、ラプサンスーチョン2割、キーマン8割で淹れたら、とってもおいしいブレンドティーができました。

※私、下戸なので忘れていましたが、これスコッチウイスキーのマリアージュとそっくりです。ウイスキーとチョコレートを召し上がる方には馴染みの味だと思います。