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ウェンシッツ;タブレット 3 種

ウェンシッツ(WENSCHITZ)は音楽とスィーツの都オーストリアのチョコレートメーカーで、ヘルムート・ウェンシッツ氏(Helmut Wenschitz)が代表を務めています。チョコレートの製造のみならず、チョコレートアカデミーやウェンシッツプラリネワールドというチョコレート博物館の運営も手掛けており、オーストリアのチョコレートシーンを牽引する存在です。

阪急の通販で3種類のタブレットを買いました。左から、ピュアナシオナルフォートゥナートNo.4、カリビアントレジャーマラカイボクラシフィカード、トロピカルミス アリバモカチェです。
シルク・ドゥ・ソレイユの一場面にありそうな雰囲気あるパッケージに惹かれて買いました。

ピュアナシオナルフォートゥナートNo.4(pure nacional – FORTUNATO No.4 -)はペルー産の希少なカカオを使ったチョコレートです。封筒型の紙製パッケージはエンボス加工が施されたデザイン性の高いもの。ただし、マヤの太陽の石を思わせる丸い石版をバックに戦士のような女性がカカオポッドに片足をかけてポーズを取っている大変エキゾチックな雰囲気です。しかし、ふと気がついたのですが、熱帯メキシコのマヤ文明とペルーの高山に栄えたインカ文明を混合しているような?

箱を開けると、商品説明が書かれたリーフレット(ドイツ語)と、プラスチックケースが入っていました。表面にブランドロゴ、底面には W 入りの植物文様。これがそのままモールドだったりするのでしょうか?すごい。

プラスチックケースを開けると、中に 4 本の美しいチョコレートバーが入っています。カカオ分は68%。商品説明によると「ピュアナシオナルフォートゥナートNo.4というホワイトカカオ豆を使用したチョコレートで、ナシオナル種のアリバカカオの中でも希少価値のあるカカオ豆を使用。口の中に入れると3回アロマが変わるのが特徴」とのこと。

このチョコレートに使われているカカオは、ペルーのマラニョン渓谷にある農園で管理生産されている Fortunato No. 4 Peru という大変珍しい在来種で、多くのカカオ豆が赤紫色なのに対して、この品種ではカカオポッドの中の半分ほどが白いカカオ豆になるという、ナシオナル種の中でも際立った特徴があります。
一欠片口に含むと、最初ペルー産カカオによくあるレーズンを思わせる香り、そして深く炒ったナッツのまろやかさを伴って柔らかい苦味と渋み。口溶けも滑らかで丁寧に作られているのがわかります。フローラルな余韻も心地よく残ります。
過去、フォートゥナートNo.4を使ったチョコレートをいくつか食べていますが、これはその中でも深めの焙煎に思えました。
お値段は2,700円
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:貴重なカカオ使用
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製品名:ピュアナシオナルフォートゥナートNo.4
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖(サトウキビ)、カカオバター
内容量:50g
原産国:オーストリア
輸入者:(株)ミック
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カリビアントレジャーマラカイボクラシフィカード(caribiiean treasure – MARACAIBO CLASIFICADO -)です。カリブ海の海図を背景に湖に沈む財宝をイメージしたカカオが描かれています。

中には 4 本の美しいチョコレートバーが入っています。カカオ分は65%。商品説明によると「ベネズエラのアンデス山脈の裾野マラカイボ湖地域限定のクリオロ種マラカイボカカオは上質な香りが特徴です。カカオ豆の生息地が1秒に1回音がない雷が落ちてきます。命がけでカカオ豆を採りに行くので、大変な希少価値のあるチョコレート」とのこと。ストーリーは大変ドラマチックですが、雷が落ちるのはマラカイボ湖のカタトゥンボ河口で、カカオが取れるのはアンデス山脈の地域だから、全然違うんですけどね。

パッケージの裏面にスル・デル・ラゴのカカオと書かれていました。マラカイボ湖南部地域で取れる品種です。この地域で取れるカカオ特有の酸味や渋みの少ない、まろやかなナッツ香を期待して口に運んだのですが、真っ先に飛び込んできたのがバニラの香りでした。驚いて原材料を確認してしまいました。ビーン・トゥ・バーばかり食べていると、たまにこういうことがあります。
気を取り直して口に運ぶと、バニラの香りの後、苦味を伴って深い焙煎香、その中にカシューナッツを思わせる渋みを伴ったまろやかさが感じられます。酸味は極めて控えめ。舌にザラつきが残ります。余韻にも長くバニラの香りが続きます。
お値段は1,620円
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆
その他:バニラ入り
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製品名:カリビアントレジャーマラカイボクラシフィカード
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖(ビート糖)、カカオバター/バニラ香料、乳化剤(大豆由来)
内容量:50g
原産国:オーストリア
輸入者:(株)ミック
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トロピカルミス アリバモカチェ(tropical myth – ARRIBA MOCACHE -)で、エクアドル原産のアリバカカオを使ったチョコレートです。封筒型のパッケージに描かれているのはマヤ文明のピラミッドでしょうか。繰り返しますが、エクアドルにあるのはインカ文明の遺跡で、マヤ文明があったのはメキシコです(このメーカーが抹茶のチョコレートを作ったら、中国と日本のイメージ画を混ぜるような乱暴なデザインのパッケージを作りそう)。

中には 4 本の美しいチョコレートバーが入っています。カカオ分は72%。商品説明によると「エクアドルでしか栽培が出来ないナシオナル(アリバ種)のカカオ豆は豊かな香りを放ちます。カカオ豆が病気に弱く、生産量が限られている非常にデリケートなカカオ豆を使用したチョコレート」とのこと。

こちらもバニラ入りです。口に含むと甘いバニラの香りを伴ってナッツ香が広がります。残念ながら余韻はあまり長くありません。酸味が控えめなので食べやすい部類に思えますが、私にはアリバカカオらしさが感じられず、エクアドル産のカカオと一口言っても色んなものがあるんだなと思いました。
お値段は1,620円
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆
値段:☆☆☆
その他:産地別チョコレートにも色々あるようで
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製品名:トロピカルミス アリバモカチェ
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖(ビート糖)、カカオバター/バニラ香料
内容量:50g
原産国:オーストリア
輸入者:(株)ミック
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デメル;トリュッフルトルテ

1786年創立のデメル(DEMEL)は200年の歴史を刻むオーストリアの老舗ショコラトリーです。デメルのロゴに記されている K.u.K.HOFZUCKERBÄCKER は、宮廷御用達の菓子店という意味です。三角のメダルがついたザッハ・トルテや猫の舌型のチョコレート、スミレの砂糖菓子などが有名です。日本には1988年、上野風月堂が出資して原宿にデメル・ジャパンの一号店(現在閉店)ができました。

トリュッフルトルテはハプスブルク家の紋章双頭の鷲が飾られたチョコレートケーキで、商品説明によると「チョコレートのスポンジにガナッシュクリームをサンドした、カカオの風味が楽しめるトルテ」だそうです。

デメル;トリュッフルトルテ
デメル;トリュッフルトルテ

ドイツ語でトリュッフルはトリュフ、トルテはケーキのことです。

ベースはチョコレートがたっぶり含まれたしっとり目のスポンジとガナッシュクリームが重なり合った三層でできていて、その回りをチョコレートコポーが覆っています。トップはガナッシュクリームが花模様になるように絞られています。デメルのマーガレット柄のチョコレート、ソリッドチョコ花ラベルを思い出させます。その上にたっぷりのチョコレートパウダーが振りかけられて、まるでベルベットのような質感。ハプスブルク家の紋章がついたチョコレートプレートを含む飾りが付いています。

しっとりとしたスポンジは固めのガナッシュクリームと一体となって口の中で溶けていきます。 構造からしてチョコレートをこれでもかというほど堪能できるケーキですが、実際には見た目ほど甘くはなく軽やかです。口に運ぶごとにチョコレートが重く感じてくるので、濃い紅茶がたっぷりあるのが望ましい。
ともかく、チョコレートに飢え気味な時には最高にハッピーになれるケーキであることは間違いありません。

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お値段は756円。
総合点:☆☆☆☆☆ 
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:チョコレート欠乏症の特効薬です
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製品名:トリュッフルトルテ
種類別名称:洋生菓子
販売者:デメル・ジャパン(株)
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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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ハインドル;モーツァルトクーゲル

オーストリアのハインドル(HEINDL)は1953年ウィーンに創業しました。伝統と革新という哲学を基に独自のレシピと最新の技術を組み合わせ様々な高品質の商品を販売しています。現在は、オーストリア国内に専門店27店舗を構え、さらに世界的な菓子輸出企業を営む、オーストリア最大の菓子小売業者です。

ハインドルのベストセラー商品、モーツァルトクーゲル(Mozart kugeln)です。

箱を開くと7個のチョコレートが入っています。モーツァッルトの肖像画の包み紙です。

こんなに人の顔が並ぶと薄気味悪いもんですね。

中身はビターチョコレートでコーティングされたボンボンショコラです。商品説明によると「オーストリアの代表的なお菓子のモーツァルトクーゲル。ヘーゼルナッツクリームとマジパンをダークチョコでコーティングし」たそうです。

コーティングは爽やかな香りのするビターチョコレートです。苦味がクリアです。中はアーモンドの清涼感があるマジパンとヘーゼルナッツのクリームで、この大きさの割りには食べやすい味をしています。味のバランスが良いのが、人気の秘密なんでしょうね。大きいしフィリングもそうのようなものなので、なめらかな口溶けを期待しないでください。チョコレートの粒子が大きめで舌触りがややざらつきます。
お値段は840円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆
その他:7個でも一気に食べられそう
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製品名:ハインドル モーツァルトクーゲル
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:チョコレート、アーモンドマジパンペースト、水あめ、砂糖、ヘーゼルナッツ、植物油脂、酒精、香料、乳化剤(大豆由来)、(原材料の一部に乳成分を含む)
内容量:100g
原産国:オーストリア
輸入者:マルチフッド・インターナショナル(株)
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バッハルム;ストロベリーグリーンチリペッパー

バッハルム(BACHHALM 1928)は1928年創立のオーストリアの南キルヒドルフ・アン・デア・クレムス市にあるショコラティエです。チョコレートに使われているカカオ豆は全てクリオロ種で、フェアトレードによって農園から直接購入しています。その希少なカカオ豆を7日間コンチングし滑らかな口当たりを作り出すのだそうです。

こちらも今年の新作、ストロベリーグリーンチリペッパー(Zartbitter Schokolade Erdbeer-Chili-Grüner Pfeffer)です。

プラスチックケースに収められているのは、ストロベリーの色が鮮やかなチョコレートバーです。

パッケージを開けるとストロベリーの香りが一気に広がって、とても甘い甘い世界に包まれます。一欠片を口に含み舌の上でチョコレートをゆっくりと溶かします。甘い香りの中から徐々に辛味がヒリヒリとにじんでくるのがわかります。グリーンペッパーの青くフレッシュな辛味です。酸味を伴って喉を焼きます。ストロベリーの甘酸っぱさからペッパーの青い辛さまで変化するのが実に面白いのです。じっくりと舌の上で溶かしてください、癖になるから。
お値段は1785円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆
その他:余韻がヒリヒリします
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製品名:ストロベリーグリーンチリペッパー(No.1104)
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、ストロベリー、グリーンペッパー、チリペッパー、乳化剤(大豆由来)、香料
内容量:85g
原産国:オーストリア
輸入者:(有)ハーバーランド・ジャパン
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